ワイヤレス通信は、もはや我々の生活に無くてはならない存在になっています。 日本は高齢化社会に突入していますが、高齢者が一人でも安心して生活できる環境を整えてゆく必要があります。 そこで人を中核とした近距離無線は、私たちの身の回りのあらゆる場所で使われてゆくことになるでしょう。 本講演では、すでに私たちもID認証ディバイスとして便利に使っているRFIDについてと、昨年のIEEE 802.15.6 の 策定がほぼ終わり今後の新しい市場が期待されている WBAN(wireless body area network)としてのUHF帯狭帯域通信、 広帯域通信、人体通信の概要を説明します。
平成25年度開催行事
平成25年度総会
日 時 | 平成25年5月14日(火) 午後1時15分〜午後2時 | ||||||||||||||||||||
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場 所 | 新大阪丸ビル 新館3階 306号室 | ||||||||||||||||||||
総会次第 | |||||||||||||||||||||
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第1回技術講演会
日 時 | 平成25年5月14日(火) 午後2時30分〜 |
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場 所 | 新大阪丸ビル 新館3階 306号室 |
参加費 | 2,000円(会員無料) |
定 員 | 60名 |
演 題 | 『近距離無線通信 (RFIDとWBAN)』 |
講 師 |
株式会社 アンプレット 代表取締役
工学博士
根日屋 英之 氏 |
概 要 | |
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平成25年度 第1回実践EMCセミナー
日 時 | 平成25年6月27日(木) 午後2時00分〜午後4時30分(午後1時30分開場) |
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場 所 | 大阪産業創造館 5階 パソコン実習室 |
テーマ | 『EMI抑制設計支援ツール DEMITAS NX体感セミナー』 |
講 師 | 日本電気株式会社 組込みインテグレーション事業推進部 |
セミナー内容 | |
1. EMI抑制支援設計ツール「DEMITAS NX」の開発背景とコンセプト どういうチェックを実施するのか? 体感デモ実施(シミュレーションを体感頂きます) 2. パワーインテグレティー設計支援ツールの紹介 3. ESD(静電気放電)対策設計支援ツールの紹介 4. 事例紹介(効果を中心に) 5. 質疑応答 |
平成25年度 第2回実践EMCセミナー
日 時 | 平成25年7月17日(水) 午後1時30分〜午後3時30分(午後1時開場) |
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場 所 | 大阪産業創造館 5階 パソコン実習室 |
テーマ | 『シリアルインタフェースの測定技術』 |
講 師 | 株式会社TFFテクトロニクス社 |
セミナー内容 | |
1. パラレル・インタフェースからシリアル・インタフェース 2. 実際のシリアルインタフェース 3. シリアルインタフェースの構成 4. 評価のための技術 5. LVDSでの実機デモ |
平成25年度 第3回実践EMCセミナー
日 時 | 平成25年10月31日(木) 午後1時30分〜午後4時30分(午後1時00分開場) |
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場 所 | 地方独立行政法人 大阪府立産業技術総合研究所 研究本館2階 第2研修室 |
テーマ | 『高周波工業材料の電気特性の評価法』 |
講 師 | 戸高 嘉彦氏(アジレント・テクノロジー株式会社)
三浦 太郎氏(ザ・ミュラーカンパニー代表) |
講演内容 | |
1. 誘電率測定評価法について 2. ハーモニック共振器摂動法による透磁率測定評価について 3. ハーモニック共振器による透磁率測定評価デモ | |
第3回実践EMCセミナー開催のお知らせ(PDF) |
平成25年度 定例研究会
日 時 | 平成25年11月29日(金) 午後2時00分〜午後4時30分(午後1時30分開場) |
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場 所 | 大阪産業創造館 5階 研修室E (大阪市中央区本町1-4-5) |
演 題 | 『パワーエレクトロニクスEMC規格概要と測定方法』 |
講 師 |
(一社)KEC関西電子工業振興センター 試験事業部 EMC技術グループ
グループマネージャー
峯松 育弥 氏 |
概 要 | |
パワーエレクトロニクス技術は、携帯電話の充電器やパソコン等の電源に使用されるだけでなく、太陽光発電用パワーコンディショナーや急速充電器、ハイブリッド自動車、航空機、鉄道など様々な分野で使用されています。東日本大震災以来、エネルギー事情が急変し、節電に対する考え方が大きく変化し、太陽光発電用パワーコンディショナーや急速充電器の需要が増加しています。 本講演では、パワーエレクトロニクス機器の代表格である太陽光発電用パワーコンディショナーや急速充電器の国内・欧州EMC 規格と動向を報告し、それぞれの試験内容を説明すると共に、陥りやすい測定・試験の注意点を述べます。 | |
定例研究会開催のお知らせ(PDF) |
平成25年度 第2回技術講演会
日 時 | 平成26年3月12日(水) 午後1時30分〜午後4時30分 (午後1時00分開場・受付開始) |
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場 所 | たかつガーデン 2階 ガーベラ (大阪市天王寺区東高津町7番11号) |
参加費 | 無料 |
定 員 | 30名 |
テーマ | 『電磁界シミュレータとハーモニック共振器』 |
< 内容 > | |
1.『電磁界シミュレータで可視化するSI/PI/EMI の基礎』
アジレント・テクノロジー株式会社 電計計測本部EDA ソリューション部
アプリケーションエンジニア
梅川 光晴 氏
要旨近年のICの高速化、低消費電力化によって、セット設計における“SI(Signal Integrity, 信号品質)問題”は顕在化し、具体的な対応が迫られています。一方で、“PI(Power Integrity, 電源品質)問題”は言葉は知っていても、そのメカニズム、SI・EMIとの関連について正しいイメージを持てないと感じる方が多いのではないでしょうか。本日は、基板設計におけるSI・PI・EMIの有機的な関係とその基本的な考え方について電磁界・回路シミュレータを用いてご紹介します。なお休憩時間またはセミナー終了後、電磁界シミュレータをご見学いただけます。 2.『ハーモニック共振器摂動法による透磁率測定について』
ザ・ミュラーカンパニー
代表
三浦 太郎 氏
要旨近年、無線機器の高周波化にともなって工業材料の高周波電気特性の評価が求められています。しかし高精度で安定して測定できる適当な計測装置は今日得られていません。ここでは、問題解決法の1つとして導波管の共振を利用して透磁率の周波数特性を測定できる「ハーモニック共振器摂動法」についてご紹介します。 | |
第2回技術講演会開催のお知らせ(PDF) |
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